【11/22週・ドル円】113.0-114.5でのレンジ|早期利上げをめぐる思惑|インフレとFRB議長
11/22週の市場関係者の予想に著者の解釈を交えたものをお届けします。
(久しぶりの更新です)
なぜ市場関係者予想?
Twitterをはじめ、ネット上には優秀なトレーダーさんたちがそれぞれの分析を載せてくださっています。
それらの分析を重ね合わせて解釈することで、いまの市場の注目ポイントや売買戦略を立てることができると考えています。
この記事は、筆者がさまざまな方の予想を参考にさせていただいたうえで、今週の注目ポイントや視点を記載したものです。
まとめ(現状認識と方針)
・引き続き長期の目線はロングだが、現状はレンジの様相
・最も強いサポートは113.00。この付近まで調整があれば、大きめポジションで買う予定
・上値は114.2, 114.35, 114.5, 115あたり。115はかなり強力なレジスタンスのよう。
・レンジ上値として、114.5あたりまで上昇すれば、買いポジションは一部決済、もしくは、売りポジションを軽く持つような姿勢でいる予定
・注目ニュースは、いつ発表されるかわからない次期FRB議長。ブレイナードさんなら、ドル円下落を覚悟。(ただし、下値も限定的)
・利上げ時期に関する思惑が錯綜しているため、関連の指標はチェックしたい。特にWTI原油価格、米10年債利回り。
・また、インフレ関連ニュースについてはアンテナを張っておき、予想よりインフレが加速していそうな状況なら→早期利上げの可能性浮上→ドル円上昇 のシナリオを持っておきたい
市場関係者予想
以下の方々の記事や投稿を参考にさせていただきました。
有益な情報いつもありがとうございます。
ファンダメンタル分析
・利上げへの思惑がもっとも値動きに影響を与えそうな分析が目立つ。
・来年末には一回目の利上げを行うことは、市場はすでに織り込み済みである
・目下の注目は、利上げ時期を早めるかどうか。
・利上げ時期へ影響をを与えるもの
①インフレの進行具合
②FRB議長の選出
③経済指標
①インフレは目下進行中
インフレが進めば、実質金利が下がっていくため、金利をあげざるを得なくなる。
インフレが期待が高まれば、中央銀行のいう「金利●●%」が据え置かれたとしても、実質的に金利(実質金利)が減少することになる。そのため、インフレが進むと実質金利上昇を食い止めるべく、名目金利を上げる政策をとる
今回のインフレの大きな要因 (1)サプライチェーンと(2)原油価格
(1)サプライチェーン
・コロナの影響によりサプライチェーンが滞った
・FRBは、「一時的」と呼んでいたが、想定より影響が長引いている状況
(2)原油価格
・OPEC+が減産を継続(供給減→価格上昇)
・会合にて米国らからOPEC+に増産を呼び掛けたものの承諾されなかった
参考:
②FBP議長
・ハト派(利上げに慎重な人たち)のパウエル現議長とブレイナード理事が、次期議長の候補となっている
・ブレイナード氏は、基本路線はパウエル氏と同じだが、よりハト派であると思われている
・ブレイナード氏になれば、利上げには消極的な姿勢となると市場関係者が予想すると思われる。その結果、ドル高は一服する可能性あり。
参考
③経済指標
・今週の経済指標の動きも、インフレ見通しに影響を与える可能性あり。
・個人消費支出関連で上ぶれ(ポジティブサプライズ)なら、インフレ見通しを上方修正するとの見方あり
・今週は24日(水)が重要指標が目白押しなので、要チェック。
・それ以降は、米感謝祭のため、動きが少なくなる見込み。
参考
FX見通し「ハト派寄り人選で超低金利継続との思い込みは危険」週刊為替レポート ハロンズ ドル/円 2021年11月20日 - 外為どっとコム マネ育チャンネル
今週のFX!
— 羊飼いFX (@hitsuzikai) 2021年11月21日
★【11月22日~の週】今週の為替相場の注目材料スケジュールと焦点
▼🇳🇿の金融政策発表と🇪🇺🇺🇸の議事録公表
▼🇺🇸が感謝祭入り
▼🇺🇸経済指標→GDP改定値
▼🇺🇸FRB高官の発言
▼🇺🇸ドルと🇯🇵円の方向性
▼主要株式市場
▼🇺🇸長期金利
▼次期🇺🇸FRB議長人事
→その他多数 https://t.co/VQ3rJRv0Wg pic.twitter.com/0AwsHYsfXS
テクニカル分析
週足、日足でのボリバンでの動きによる分析(複数関係者)から、
・現在は、レンジ113.00-114.50あたりで推移しているものとの予想(日足ボリバン±2σ圏内)
<上値(売りポイント)>
上値は重そうとの見方あり
・週足からの売りポイント: 114.4付近
・日足からの売りポイント:114.2や114.35付近 もしくは114.5の+2σ
(115円付近は、ポジション整理の動きが出やすいため、超えるのにはそれなりに時間がかかる見込み)
<下値(買いポイント)>
サポートは強く、下値余地は限定的。
・週足目線でのサポートは、113.00。これは複数関係者が主張しているのとボリバンとも連動するため、強く意識されるラインになると思われる。
・そのほか、小刻みなサポートとしては、113.6 (先週安値)や113.2が意識されるポイント
・まずは、114円を下回ってくるか、113.6で抵抗するか抜けるか、あたりのチェックから。
参考:
ポジション概況
IMM のネットショートは、5週間ぶりに減少
いまだに、ドル円は買いポジションが大きいものの、利確などのポジション調整の動きが始まっている様子である
最後までご覧いただきありがとうございました!
【10/25週・ドル円】市場関係者予想まとめ|ファンダ・海外投資家はロング目線。テクニカル的には短期での下落警戒の1週間
今週も市場関係者の予想をまとめてみました。
今週からより客観的なデータも含めてお伝えできるよう国内・海外個人投資家のポジション状況もお伝えします。
まとめ | 短期的な下落に注視しつつ、上目線は継続!
- 短期的な下落は視野に入れておく(テクニカルでは、下落の可能性も一部示唆されている)
- ただし、長期目線では引き続きロング。押し目狙い。(ファンダも、世界の投資家の予測もロングでコンセンサス)
- サポートは、現在の113.5付近、その下は113.00付近
- 113.00を割れば、112.5を目指す可能性
- 上は、前回高値の114.7付近がありうるものの、そこを突破して115.00を目指す動きは今週は期待できなそう
市場関係者予想まとめ
ファンダメンタル
ドル高要因
円高要因
- 日本の総選挙前であること、日銀総裁の会見が近いことから、円安懸念に関する発言があると、市場が反応して一時的に円高(ドル円下落)に進む可能性があるため、注意は必要。
- 中国恒大のデフォルトリスクでの円買いの可能性も示唆されている。
テクニカル
- 中長期的な上昇トレンドは継続中(日足・週足レベル)
- 先週木金の下落は一時的な調整?
- 足元の円買いー>このところの米ドル/円急騰に対する当然の一服であり、一時的なものにとどまるでしょう
- 現在の波動位置(エリオット波動)は「サード・オブ・サード」という米ドル高・円安トレンドに位置づけられます。それは本来ダイナミックな動きが想定される波動
- 上値が重い可能性もある
- 先週は上ひげ陰線→今週は横ばいから下目線
- 週明け113円47付近で始まってしまうと10EMA(113円50付近!?)の下、チャネルの下限を割り込んでのスタートとなりますので上値が重くなりそう
- 円安スピードが速かったこともあり、下向きの流れも警戒
投資家・投機筋のオーダー・ポジション状況
世界の投資家たちは、ドル円は今後も上昇する、という見込みを持っていることがうかがえます。
IMMシカゴ先物のグラフを掲載しました。これは、投資家・投機筋の建て玉数(ポジション数)を示したものです。
現在、グラフの青棒が上に大きく伸びています。
これは、市場関係者が「円の売り」(=ドル円ロング)を多く持っているということで、現状はロングが順張りということですね。
↓こちらはOANDAのオープンオーダー&ポジションです。
10/25朝の時点では、若干ショートが優勢のポジション。
ロング狙いの投資家さんは、エントリーポイントを模索している状況です
参考にした情報一覧
https://www.oanda.jp/lab-education/news/data/fxWeekly_20211022001.pdf
来週の為替相場見通し:『約4年ぶり高値圏から反落するも上昇トレンドは継続か』(10/23朝) | FX羅針盤
FX「日米中の話題で不安定な値動きも、黒田総裁発言に注意」週刊為替レポート ハロンズ ドル/円 2021年10月23日 - 外為どっとコム マネ育チャンネル
ドル円とポンド円 来週の相場分析 反発ポイントを狙え(10月25日~29日分) |スキャトレふうたFX、テクニカル分析、スキャルピング
【レンジかトレンドかの分かれ道】カニトレーダーカズヤングの10月25日からの相場予想 | 【稼ぐあなたとこれからも】カニトレーダーカズヤング公式ホームページ
宮田エリオット波動レポート(短期アップデート)|マネースクエア
FXのオーダーブック(オープンオーダー・ポジション) OANDA Japan
IMMポジション・FX統計データ | 外為どっとコムのFX | 初心者にもわかるFX投資
【10/18週・ドル円】市場関係者予想まとめ|ドル円は115円を目指す動き
10月18日週の市場関係者の予想や分析のまとめです。
30秒まとめ|逆張りNG。引き続きロングだが、高値なので慎重に。
・場合によっては一時的な調整の可能性はあるものの、引き続き上昇傾向は変わらず。
・安易な逆張りがNG
・114円後半~115を目指す動き
・レジスタンスは、114.54, 114.73, 114.90 あたり。115を抜けたら青天井
・みなさまの分析・見解を見ていると、正直、調整以外でドル円が下がる理由が見当たらないデス・・・
■管理人の見解・方針
・ショートは絶対NG。今持っているロングもそのまま保持
・(短期的には)これからエントリ―する場合は高値掴みにならないように慎重に
・(長期的には)押し目でロングしておけば安心!(最近は押し目をあまり作らずにぐんぐん伸びていくのでやりづらいですね・・)
市場関係者の意見(ファンダメンタル・テクニカル)
予想レンジ
113円当たりを下限に、基本的には115円越えを目指していく動きでコンセンサスの様子。
それぞれの予想
・113.00-115.50
・112.50-115.00
・113.70-115.00
・113.20-115.50
・112.00-116.00 (これは、ちょっと予想の幅が広すぎる気もする)
テクニカル
・114円後半から115.00までの抵抗帯
<意識されそうなレジスタンス>
・114.54
・114.73
・114.90
FX予想「ドル/円 150円相場の可能性 これからは為替の時代へ」2021/10/15(金)志摩力男 - 外為どっとコム マネ育チャンネル
・週足レベルの節目に到達(114.00~114.50)しているので、これからはロングも注意。(逆張りショートはNG)
・テクニカルの地合い力強い(一目均衡表転換線や基準線、21日移動平均線や90日移動平均線といった主要チャートポイントを軒並み上抜け、三役好転や強気のパーフェクトオーダー、強気のバンドウォークも成立)
・RSIに高値警戒(75%レベル)が点灯しているものの、安易な逆張りは注意(バンドウォーク発生時はオシレータ系インジケータの逆張りシグナルが効きづらい)
・チャネルラインので上限付近まで到達→上限付近が抵抗線として意識され上値が重くなれば113.80や113円前半付近まで調整が入る可能性
・週末の金曜日でも強い展開でボリンジャーバンドの+2σ、高値付近の114円28付近で引けて長めの陽線が確定、上ひげもほとんどない状態で引けていますので、週明けの月曜日も一旦は高値を更新してからどうなるのか様子見
ドル円とポンド円 来週の相場分析 反発ポイントを狙え(10月17日分) |スキャトレふうたFX、テクニカル分析、スキャルピング
ファンダメンタル
ドル円の上昇要因は確定的に存在する一方、円高方面に進む可能性は極めて低そう。
ドル円下落は、あっても一次的な調整にとどまる。つまり押し目買い。
<ドル円上昇要因>
・原油価格の上昇を受けたインフレ高進懸念
・11月のテーパリング開始決定の可能性
・日米金融政策格差(ドル買い・円売り)
<ドル円調整要因>
・トルコの金融政策(22日)での利下げ幅大きい場合→トルコリラ投げ売り・円買いの可能性
・地区連銀経済報告(ベージュブック)でテーパリング先送り示唆と住宅建設許可件数が予想より低い場合に、一時的な調整ありうる
引用元リンク集
こちらのサイトから引用させていただきました。
FX予想「ドル/円 150円相場の可能性 これからは為替の時代へ」2021/10/15(金)志摩力男 - 外為どっとコム マネ育チャンネル
https://www.oanda.jp/lab-education/news/data/fxWeekly_20211015001.pdf
ユーちぇるのチャート分析 YucheruによるFX:USDJPYの分析 — TradingView
来週の為替相場見通し:『ドル円は約3年ぶり高値圏へ急伸。心理的節目115円が射程圏内』(10/16朝) | FX羅針盤
FX「ドルは115円迫るも油断禁物、円はトルコと選挙」週刊為替レポート ハロンズ ドル/円 2021年10月16日 - 外為どっとコム マネ育チャンネル
【大相場は続くか】カニトレーダーカズヤングの10月18日からの相場予想 | 【稼ぐあなたとこれからも】カニトレーダーカズヤング公式ホームページ
ドル円とポンド円 来週の相場分析 反発ポイントを狙え(10月17日分) |スキャトレふうたFX、テクニカル分析、スキャルピング
【10/11週・ドル円】市場関係者予想|押し目買いで113円超を目指す動き
まとめ:ドル円は引き続きロング方針。111.8や111.2での押し目を拾う
市場関係者予想
<ファンダメンタル>
<テクニカル>
予想レンジ
注目イベント
<今週の重要指標>
— ユーちぇる社長@筋肉トレーダー (@EURUSDsenmon) 2021年10月10日
●水曜
21:30 米消費者物価指数
27:00 FOMC議事録
●金曜
21:30 米小売売上高
インフレ(=物価上昇)懸念が膨らむと、金利上昇からドル高進行の可能性
米消費者「物価」指数、要チェック💪🏾
各指標前後の金利の動きに注目
FXのチャートだけじゃダメ🙅♂️ https://t.co/t5ZF9DV9S9
参考リンク集(引用元リンク集)
●外為ドットコム(マネ育チャンネル)
FX予想「ドル/円は114円台を目指す」マット今井のトレードアイディア 2021年10月8日 - 外為どっとコム マネ育チャンネル
FX「物価と中国動向を警戒」週間為替レポート ハロンズ ドル 2021年10月9日 - 外為どっとコム マネ育チャンネル
●OANDA
https://www.oanda.jp/lab-education/news/data/fxWeekly_20211008001.pdf
●FX羅針盤
【翻訳ニュース】今週の主要イベント 雇用統計、PMI、政治
本記事は、ZeroHedgeの記事の翻訳です。
MONDAY, OCT 04, 2021 - 09:56 AM
DBのジム・リードは、今週のメインイベントをプレビューして、「金曜日の雇用統計では、労働市場の指標全体が著しく悪化しない限り、外生的なショックや市場のショックがなければ、11月のテーパリングを確固たるものにするきっかけとなるだろう」と書いています。また、投資家の関心は米国の債務上限の期限に向けられ、議会ではインフラ法案と和解案が同時に審議されることになります。また、政治面では、ドイツの連立交渉が重要で、選挙後に各政党が政権樹立を目指します。
確かに、今週のマクロ的なハイライトは米国の雇用統計で、先月の発表では予想を大きく裏切り、8月の非農業部門雇用者数は23万5,000人増にとどまり、1月以降で最も遅い伸びとなりました。先月の非農業部門雇用者数が予想を大きく下回ったのに続き、8月の非農業部門雇用者数は+23.5万人と1月以来の低水準となった。今回の予想については、エコノミストのコンセンサスでは、9月の非農業部門雇用者数は+47万人と回復し、失業率は流行後の最低水準である5.1%にまで低下すると予想されています。先月の低調な雇用統計では、市場の関心がヘッドラインの数字よりも賃金の上昇に向けられたため、その日のうちに利回りが上昇したことを覚えています。当時指摘したように、先月のレポートに対する債券の反応は、極端にポジティブなテクニカルと国債のショートポジションの終わりを告げるものであったと思われます。夏の間、強力なインフレと適切なデータは、テクニカル的に問題がないことを示していたため、国債が売られることはありませんでしたが、先月の発表前後は、流れが少し逆になったようです。
今週の他の重要なデータリリースは、明日発表される世界のサービスおよび複合PMIで、これは第3四半期末までの経済状況を示すものです。しかし、すでに発表された速報値では、主要国の経済成長の勢いが鈍化していることが示されており、今後の推移が注目されます。
米国では、民主党が5,500億ドルの超党派インフラ法案と和解案の可決を目指している一方で、議員たちは今月中に債務上限の期限(先週のイエレン財務長官によれば、10月18日頃に突破される見込み)を迎えるため、議会での交渉が焦点となります。土曜日にペロシ議長は、超党派法案の新たな期限が10月31日であることを示唆したようですが、これは和解案について進歩派と穏健派の間にまだ大きな違いがあることを示しています。最終的には、当初の3.5トンよりも低い金額(おそらく2トン程度)で、双方が満足しつつ法案を通過させるような妥協点を見つけることができるでしょうか。
また、ドイツでは連立交渉が注目されていますが、現在、各党間で予備的な協議が始まっています。中道左派のSPDと保守派のCDU/CSUが次期連立政権の主導権を握ることを望んでいるため、緑の党とリベラル派のFDPが210議席を有する新しい連邦議会で多数派を形成する鍵となります。昨日、SPDとの間で最初の予備的な交渉が開始され、FDPもCDU/CSUと話をしており、緑の党も明日追随する予定である。
中央銀行側では、オーストラリア準備銀行(明日)とインド準備銀行(金曜日)の2つのG20政策決定が予定されているため、今週は静かな週となります。オーストラリアでは、エコノミストはおおむね政策に変更はなく、ハト派的な政策見通しを再確認すると予想しています。インドでは、エコノミストはMPCがすべての主要政策金利を据え置くと予想していますが、多くの人が12月からのリバースレポレートの引き上げを期待しています。
曜日別イベントカレンダー
10月4日(月)
データ 米国8月工場受注、8月最終耐久財受注、コア資本財受注
中央銀行。ブラードFRB副総裁、ラムスデンBOE副総裁、デギンドスECB副総裁、マクルーフECB副総裁が講演
政治 日本:首相選出のための臨時国会開催
10月5日(火)
データ 日本、インド、ロシア、イタリア、フランス、ドイツ、ユーロ圏、英国、ブラジル、米国のサービスおよびコンポジットPMI、米国9月ISMサービス指数、フランス8月鉱工業生産、ユーロ圏8月PPI、米国8月貿易収支
中央銀行。オーストラリア準備銀行の決定、ラガルドECB総裁、ホルツマンECB、クオールズFRBの講演
10月6日(水)
データ ドイツ8月工場受注、ドイツ・英国9月建設業PMI、ユーロ圏8月小売売上高、米国9月ADP雇用変動
中央銀行 ECBのセンテノ氏が講演
10月7日(木)
データ 日本:8月の先行指数速報値、ドイツ:8月の鉱工業生産、イタリア:8月の小売売上高、米国:週間新規失業保険申請件数、米国:8月の消費者信用指数
中央銀行 PBoCのイーガン総裁、ECBのビレロイ、エルダーソン、ホルツマン、レーン、シュナーベル、FRBのメスター、BOCのマックレム総裁が講演
10月8日(金)
データ 日本8月経常収支、中国9月サービス業・総合PMI、米国9月非農業部門雇用者数変化、失業率、平均時給
中央銀行 インド準備銀行の政策決定、パネッタECB総裁の講演
* * *
最後に、米国に限って言えば、今週の主要な経済データの発表は、火曜日のISMサービス指数と金曜日の雇用統計であることをゴールドマンは指摘しています。また、今週はFRB高官の講演がいくつか予定されています。
10月4日(月)
10:00 AM 8月工場受注(GS+0.9%、コンセンサス+1.0%、前回+0.4%)、8月耐久財受注(コンセンサス+1.8%、前回+1.8%)、8月輸送を除く耐久財受注(前回+0.2%)、8月コア資本財受注(前回+0.5%)、8月コア資本財出荷(前回+0.7%)。工場出荷台数は、7月の0.4%増に続き、8月も0.9%増と推定しています。8月の耐久財受注は1.8%増、コア資本財受注は0.7%増となっています。
10:00 AM セントルイス連銀のエバンス総裁(FOMC非投票者)が講演。セントルイス連銀のジェームズ・ブラード総裁は、"Mastering the Economic Recovery "をテーマにした仮想パネルディスカッションに参加します。
10月5日(火)
08:30 AM 8月貿易収支(GS -711億ドル、コンセンサス -706億ドル、前回 -701億ドル);8月の貿易赤字は、事前の財貨レポートで輸出よりも輸入の増加が大きかったことを反映して、10億ドル増の711億ドルと推定されます。
09:45 AM マークイット社サービス業PMI、9月最終版 (コンセンサス54.4、前回54.4)
10:00 AM 9月ISMサービス指数(GS 59.2、コンセンサス59.9、前回61.7)。ISMサービス指数は2.5ポイント低下し59.2となりました。これは、ウイルスに感染しやすいサービスに関するデルタ変数が足を引っ張ったことと、他のサービス部門の調査に比べてISM指標のレベルが高かったことを反映しています。当社のサービス・トラッカーは2.7pt減の55.5となりました。
01:15 クオールズFRB監督担当副議長(FOMC投票者)が講演。FRBのクオールズ監督担当副議長は、ラスベガスで開催されたストラクチャード・ファイナンス・アソシエーション主催のカンファレンスで、Liborの移行について話しました。準備されたテキストとモデレートされたQ&Aが予定されています。
10月6日(水)
08:15 AM ADP雇用統計(9月)(GS:+375k、コンセンサス:+430k、前回:+374k);9月のADP雇用統計は、8月の374k増と同様に375k増と予想しています。当社の予測は、基礎的な雇用の堅調な増加を前提としていますが、ADPモデルのインプットの1つである8月の非農業部門雇用者数データの影響を織り込んでいます。
10月7日(木
08:30 AM 新規失業保険申請件数、10月2日に終了した週(GS 333k、コンセンサス350k、前回362k)、継続失業保険申請件数、9月25日に終了した週(コンセンサス2,770k、前回2,802k);10月2日に終了した週の新規失業保険申請件数は33万3,000件に減少したと予想している。
11:45 AM クリーブランド連銀のメスター総裁(FOMC非投票者)が講演。クリーブランド連銀のロレッタ・メスター総裁は、クリーブランド連銀と欧州中央銀行が主催するインフレ・ダイナミクスに関する仮想パネルディスカッションに参加します。聴衆からの質疑応答も予定されています。
10月8日(金)
08:30 AM 9月非農業部門雇用者数(GS +60万人、コンセンサス +47万人、前回 +23.5万人)、9月民間部門雇用者数(GS +50万人、コンセンサス +45万人、前回 +24.3万人)、9月平均時給(母数)(GS +0.4%、前回 +0.4%)。 4%、コンセンサス:+0.4%、前回:+0.6%)、9月の平均時給(前年同期比)(GS:+4.6%、コンセンサス:+4.6%、前回:+4.3%)、9月の失業率(GS:5.1%、コンセンサス:5.1%、前回:5.2%)。9月の非農業部門雇用者数は、8月の23万5,000人増から60万人増に回復したと予想している。9月5日に連邦政府による失業保険の延長が終了し、それに伴う労働力供給の制約が緩和されたことで、9月の雇用者数は増加に転じたと考えられます。しかし、調査週が2週間後の9月18日であったため、10月の調査ではより大きな影響があると予想しています。また、学校が再開されたことも、9月の雇用増加に約15万人の貢献を見込んでいます。これらの追い風にもかかわらず、ビッグデータ関連の雇用指標はまちまちで、飲食業は8月の「デルタ」事件の影響で落ち込んだ後、わずかに回復しました。失業率は5.1%と10分の1に低下すると予想しています。これは、家計の雇用が堅調に増加した一方で、労働力参加率が0.1〜0.2pp上昇したことを反映していますが、後者は給付期限切れや育児の制約が緩和されたことが要因です。また、平均時給は0.4%の上昇(前年同期比4.6%増)を見込んでいます。これは、継続的な賃金上昇圧力を反映したもので、カレンダーの影響で一部相殺されています。
10:00 AM 卸売在庫、8月最終版(コンセンサス:+1.2%、前回:+1.2
ソース DB、ゴールドマン、BofA
【10/4週ドル円】市場関係者FX予想|引き続き目線はロング。雇用統計で動く公算
個人的に参考にさせてもらっている市場関係者の予想やコメントをまとめてみました。
10/4週 市場関係者予想まとめ:目線は上(ドル円上昇)
前週の後半に112円→111.0付近まで下落した要因は、ポジション調整&米金利急低下にあるとみており
大局としては、引き続きドル円上昇との予想が目立ちます。
ドル円上昇の根拠(ファンダメンタル)
ドル高の根拠
ドル高(ドル円上昇)の根拠は「米金融政策」(=利上げ予想) とのコンセンサスがありそうです。
具体的には、
- テーパリングの11月開始説が濃厚
- 利上げ時期の早期化(2023年の予想が2022年に始まる見込みが高まっている)
米金融政策の方向性と時間軸に目途
・テーマリングと利上げに対するスケジュール感の台頭
FOMC声明文「進展が広く予想通りに進めば、資産買い入れペースの緩和が近く正当化されると判断」=11月テーパリング開始の合図・名目金利と実質金利の水準訂正へ
ドットチャートの中央値が利上げ方向・パウエルFRB議長定例記者会見(9月22日)
「早ければ次回会合(11月)でテーパリング決定」
「2022年半ばまでに完了する」←【重要】ー和田和仁氏(外為ドットコム・マネ育チャンネル)
【FXセミナー】日本株暴落の犯人は〇〇!それでもドル/円は上昇する「和田仁志氏」 2021/10/1 - 外為どっとコム マネ育チャンネル
円安の根拠
ドル高が米金利政策をトリガーとして起こっているのに対し、円については円安となる公算が高いため、ドル円上昇を予想する声がある。
円安根拠は、需給バランス(貿易収支が減少している)ため、円高になりにくい状況だという。
・輸入増:原油・原材料価格上昇/ワクチン輸入
・輸出減:
・自動車部品(半導体・ハーネス)がコロナの影響で調達遅れ → 大手自動車メーカー減産→輸出減
テクニカル目線:大局はドル円上昇だが、短期では調整も
ドル円上昇の地合いが見られる
先週のチャート形状からは、ドル円上昇の地合いが(長期的には)強いものとの予想です。
今週後半にかけて、約1年7ヵ月ぶり高値となる112.07まで急伸しました(その後111.00絡みまで反落)。この間、主要チャートポイント(一目均衡表転換線や基準線、21日移動平均線や90日移動平均線、一目均衡表雲下限及び上限など)を全て上抜けした他、強い買いシグナルを示唆する三役好転や強気のパーフェクトオーダーも成立するなど、テクニカル的に見て、地合いの強さを印象付けるチャート形状となっております
ー照葉 栗太さん(FX羅針盤)
来週の為替相場見通し:『日米金融政策格差を背景にドル高・円安トレンドが再開』(10/2朝) | FX羅針盤
ただし、短期的には調整(ドル円下落)が続く可能性も
根拠は
- ポジション要因
- ドルインデックス
ドル円下落の要因
→ ポジション要因(みんなドル買いすぎて上がらない)
ドル高の流れは、ドルインデックスをみても一旦達成感ある
コアのドル高ポジションの利益確定は済んでるのが望ましい局面ーユーちぇる社長さん
レジスタンスがいくつか存在
- 111.20付近 →テクニカル
- 111.30 → 売りオーダー
- 111.50 → テクニカル
ここを突破できなければ、大きく下がる可能性は残る
111.20付近がレジスタンス。跳ね返されたら、110.30-50あたりのサポートまでの下落も視野に入れる
ー 齊藤トモラニさん
羊飼いのFXブログ:【FX突撃取材!】10月4日(月曜日)■齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
10月4日週のドル円上昇・下落を占う経済指標
10月4日週のドル円チャートで特に注目すべき経済指標は
米・雇用統計 です。
テーパリング/利上げ開始時期については方向性・時期は定まりつつありますが、
一方で、一部FOMCメンバーが「雇用状況に鑑みると時期尚早」というニュアンスの発言をしているため、雇用統計の結果次第では、上昇・下降の圧力が生まれる公算です。
具体的には、以下の指標に注目です
- 10/5 ISM非製造業景況指数
- 10/6 ADP雇用統計
- 10/8 非農業部門雇用者数、失業率 (←最重要)
<今週の重要指標>
— ユーちぇる社長@筋肉トレーダー (@EURUSDsenmon) 2021年10月3日
●火曜
12:30 RBA金融政策
23:00 米ISM非製造業景況指数
●水曜
10:00 RBNZ金融政策
21:15 米ADP雇用者数
●金曜
21:30 米雇用統計
最近、米雇用統計の注目度高いからADPもよく動く💪🏾
米雇用統計はもちろん全裸待機😌 https://t.co/VYHYt8JJQC
雇用統計の予想はこちらです(後藤達也さんTwitterより)
🇺🇸雇用統計プレビュー
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) 2021年10月3日
10/8(金)に9月の雇用統計が発表されます。下記、簡単なプレビューです。発表前日~当日あたりに、追加の経済統計や市場予想アップデートを踏まえたプレビューを改めてツイート予定です。日本に帰国しましたが、発表時の速報もたぶんやります pic.twitter.com/TfbvWSZzZr
ドル円上昇シナリオ時の天井
大局としてドル円上昇、雇用統計でも予想を上回るペースでの雇用回復が見られれれば、一気にドル円は上昇する可能性があるようです。
その場合の「どこまで上がるのか」意識される節目は以下です。(かなり長期的なものも含んでいます)
1.尾河 眞樹氏(ソニーフィナンシャルグループ)の見解
改善(50万人前後=市場予想上限)が見られた場合、ドル高(111円後半。111.80付近)になるが、中国のエネルギー問題や恒大集団の問題、原油価格の上昇など不透明要因は多く、大幅な上昇は見込みにくい
https://www.sonyfg.co.jp/ja/market_report/pdf/w_211004_01.pdf
2.和田仁志氏(マネ育チャンネル)の見解
①112.23(2020/2/20):コロナ騒動が始まったときの水準
②114.73 (17/11/6)と114.55(18/10/4):何度もトライするも115を超えられなかった線。ここを抜けたら大相場
③118.66(2016.12.15):②を抜けたらここを目指す動きー和田和仁氏(外為ドットコム・マネ育チャンネル)
10/4週については、市場関係者のレンジ予想上限は113.00のため、
先週戻された112円付近、112.23を超えられるかどうか ポイントかと思います。
まとめ(ポジション戦略)
- 大局では上目線で待機。
- 買い場を探りつつロングを入れる。押し目のポイントは110.50-111.00の間か
- ただし、短期的には調整の下落もありえるのでエントリー時はロット抑えめ
- 経済指標発表時は要注意(5火23:00, 6水21:15, 8金21:15。特に金曜日)
- 50万人に近い実績なら多めのロットでロングでも良さそう
- 経済指標が逆に下回るようなら次の買い場(110.30-50)まで待機
- 利確の目安は一旦112.00
- 112.00で一部決済して、様子みながらポジション調整がよさそう
- 112.23も超えてくるようなら買い追加
今週も皆様が良いトレードをできますように。
参考にさせていただいたサイトは以下です。
【FXセミナー】日本株暴落の犯人は〇〇!それでもドル/円は上昇する「和田仁志氏」 2021/10/1 - 外為どっとコム マネ育チャンネル
来週の為替相場見通し:『日米金融政策格差を背景にドル高・円安トレンドが再開』(10/2朝) | FX羅針盤
【ドル円は上か下か】カニトレーダーカズヤングの10月4日からの相場予想 | 【稼ぐあなたとこれからも】カニトレーダーカズヤング公式ホームページ
羊飼いのFXブログ:【FX突撃取材!】10月4日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
羊飼いのFXブログ:【FX突撃取材!】10月4日(月曜日)■齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針変わらず。 - 外為どっとコム マネ育チャンネル
https://www.sonyfg.co.jp/ja/market_report/pdf/w_211004_01.pdf
【ニュース翻訳】クラリダFRB副議長、パウエル緊急パンデミック発言の前日に数百万円を取引
本記事は、ZeroHedge記事の翻訳です。
SATURDAY, OCT 02, 2021 - 12:15 PM
今週初め、ローゼングレン・ボストン連銀総裁とカプラン・ダラス連銀総裁が辞任。最近明らかになった、自分が明確かつ直接的に関与した金融政策決定の直接的な結果として自分たちに利益をもたらしたデイトレード活動に対する世論の反発を受けて、FRBのタカ派が突然、ハエのように減少したことを受けて、我々は、もしFRBがタカ派をすべて排除したいのであれば、FOMCメンバーの中で最も声高なタカ派と広く見られているエスター・ジョージ・カンザスシティ連銀総裁の取引記録をリークすればよいと冗談を言った。
If the Fed wants to get rid of all the hawks, they just need to leak Esther George's etrade blotter
— zerohedge (@zerohedge) 2021年9月28日
さて、(まだ)ジョージではないかもしれませんが、今夜、政府倫理局が公表した書類によると、(中道派の)FRB副議長のリチャード・クラリダが、2020年2月27日に数百万ドルの有価証券を売買していたことが発覚したため、次に「引退」するのは、他でもないリチャード・クラリダかもしれません(おそらく彼も腎臓移植のリストに載っているのでしょう)。
ディスクロージャーによると、市場がコビッド・パンデミックに怯え始めた頃、クラリダは2020年2月27日にピムコ債券ファンド(ピムコ・インカム・ファンドPIMIX)から100万ドルから500万ドルをシフトし、同じ日にピムコ・ストックプラス・ファンド(PSTKX)とiシェアーズ MSCI USA Min Vol Factor Exchange-Traded Fund(USMV)を100万ドルから500万ドル購入しています。この3つの取引以外にも、クラリダは2020年に、8月3日にシュワブSCHK ETFを50万ドル~100万ドルで売却し、さらにUSMV ETFを25万ドル~50万ドルで購入するという、合計2つの取引を行いました。
なぜこれが重要なのか?パウエルが2月28日午後2時30分に緊急声明を発表し、突然パニックに陥った市場をFRBがバックアップしていると安心させようとした(このことは数週間後にFRBが社債市場を国有化したときに十分に証明された)、その前日に彼の取引が行われたからだ。具体的には、パウエルは、ウイルスは「経済活動に対する発展的なリスク」をもたらすとし、FRBは「動向と経済見通しへの影響を注視している」と述べた。
パウエル米連邦準備制度理事会議長の声明
米国経済のファンダメンタルズは引き続き強固である。しかし、コロナウイルスは経済活動に発展的なリスクをもたらしている。米連邦準備制度理事会(FRB)は、その動向と経済見通しへの影響を注視している。我々は、経済を支えるために、我々のツールを使い、適切に行動する。
下の図に示すように、数日前のチャートの下落に続いて、パウエルの明らかに市場を動かすような発言は、数分で100ポイント以上も市場を急上昇させる役割を果たした。
そのわずか数日後の3月3日、株価が暴落する中、FRBはQE、レポ、リバースレポの操作で何兆ドルもの資金を投入し、S&Pを2020年3月の安値から倍増させることになる多くの緊急市場救済オペレーションの第一弾を開始しました。その後どうなったかは誰もが知っている。
ブルームバーグの取材に対し、FRBのスポークスマンは、「クラリダ副議長の2020年の財務開示には、自身の口座への事前計画的なリバランスを示す取引が記載されている」とし、「この取引は、コロナウイルスの出現に対応するための連邦準備制度の行動に関する審議に関与する前に実行されたものであり、ブラックアウト期間中ではない」と付け加えた。選ばれたファンドは、理事会の倫理担当者の事前承認を得て選ばれたものである」と付け加えた。
ダラス連銀が、カプランが逮捕されて壮大なスキャンダルが続くまで、FRBの政策でバランスシートに何兆円もの資金が注入された年に、カプランが「数千万円」の株取引をすることに全く問題がなかったように...また、「デイトレーダー」のローゼングレンが「健康上の理由」で突然引退を決意したように。
さらに、ブルームバーグは、クラリダはPIMCOの元幹部であり、自宅の裏庭で「ギリガン君SOS」のテーマソングを吹いていたわけではないが、取引当日はワシントンのオフィスではなく、イェール大学の教授や学生を訪問していたと指摘している。さらに、この月の彼のカレンダーには、市場終了後の2月27日午後4時45分に理事と電話で話しただけで、その前の日にはFRBスタッフと何度も打ち合わせをしていることが記載されています。PIMCOや証券会社への電話は開示されていない。
クラリダの取引違反をさらに悪化させているのは、FRBがそれらをどこかの地域のFRBの欠陥のある政策書に押し付けることができないということです-これらはMarriner Ecclesビル自体から来ています。FRBは、政策担当者の取引活動に関する明確なガイドラインを示している。上級職員の自主的な行動指針では、「上級職員は、連邦準備制度の審議や行動に関する内部情報に基づいて行動していると思われるようなタイミングで、いかなる金融取引にも従事することを注意深く避けるべきである」としている。また、"個人的な利益、システムの利益、公共の利益の間に矛盾があるように見える "可能性のある取引も避けるべきだとしている。
それなのに、FRBの誠実さや倫理観、特に明確な思考能力にさらに疑問を投げかけているのは、副議長でさえ、市場を大きく動かす決定の前に何百万株もの株式を購入することが、大規模なインサイダー取引の「ように見える」ことに気づかなかったことだ。
言うまでもなく、2020年2月は、コヴィド19の世界的な広がりの脅威に(遅ればせながら)投資家がパニックに陥り、金融市場が極端に動いた時期であった。株式は急落し、債券市場は力強い上昇を見せた。その後、3月23日にFRBが金融の核を解き放ち、市場に何兆円もの資金を注入し、システムクラッシュを避けるために社債を買い始め、債券市場を国有化するまで、株価は下がり続けた。
"パンデミック "は急速に拡大し、経済の見通しも急速に進化していた。ダートマス大学教授で元FRB理事会特別顧問のアンドリュー・レビン氏は、農民に適用されるルールからなぜか免除されている権利を持つFRB副議長を除いては、誰の目にも明らかであったはずのことを指摘した。さらに、「FRBは、昨年の連邦準備理事会メンバーによるすべての金融取引の外部審査を歓迎すべきである」と述べた。疑問に思うのは、FOMC全員が直後に「健康上の理由」で退職させられるのではないかということだ。
そして我々が待っている間に、クラリダは近日中に辞表を起草すると言ってもいいだろう。つまり、タカ派が2人減ったことで、FRBは中道派の副議長の後任として、また空席を抱えることになりそうなのである。
副議長によれば、銀行口座と金融市場口座に何百万ドルもの現金を預けており、現金はゴミ同然である。