【10/25週・ドル円】市場関係者予想まとめ|ファンダ・海外投資家はロング目線。テクニカル的には短期での下落警戒の1週間
今週も市場関係者の予想をまとめてみました。
今週からより客観的なデータも含めてお伝えできるよう国内・海外個人投資家のポジション状況もお伝えします。
まとめ | 短期的な下落に注視しつつ、上目線は継続!
- 短期的な下落は視野に入れておく(テクニカルでは、下落の可能性も一部示唆されている)
- ただし、長期目線では引き続きロング。押し目狙い。(ファンダも、世界の投資家の予測もロングでコンセンサス)
- サポートは、現在の113.5付近、その下は113.00付近
- 113.00を割れば、112.5を目指す可能性
- 上は、前回高値の114.7付近がありうるものの、そこを突破して115.00を目指す動きは今週は期待できなそう
市場関係者予想まとめ
ファンダメンタル
ドル高要因
円高要因
- 日本の総選挙前であること、日銀総裁の会見が近いことから、円安懸念に関する発言があると、市場が反応して一時的に円高(ドル円下落)に進む可能性があるため、注意は必要。
- 中国恒大のデフォルトリスクでの円買いの可能性も示唆されている。
テクニカル
- 中長期的な上昇トレンドは継続中(日足・週足レベル)
- 先週木金の下落は一時的な調整?
- 足元の円買いー>このところの米ドル/円急騰に対する当然の一服であり、一時的なものにとどまるでしょう
- 現在の波動位置(エリオット波動)は「サード・オブ・サード」という米ドル高・円安トレンドに位置づけられます。それは本来ダイナミックな動きが想定される波動
- 上値が重い可能性もある
- 先週は上ひげ陰線→今週は横ばいから下目線
- 週明け113円47付近で始まってしまうと10EMA(113円50付近!?)の下、チャネルの下限を割り込んでのスタートとなりますので上値が重くなりそう
- 円安スピードが速かったこともあり、下向きの流れも警戒
投資家・投機筋のオーダー・ポジション状況
世界の投資家たちは、ドル円は今後も上昇する、という見込みを持っていることがうかがえます。
IMMシカゴ先物のグラフを掲載しました。これは、投資家・投機筋の建て玉数(ポジション数)を示したものです。
現在、グラフの青棒が上に大きく伸びています。
これは、市場関係者が「円の売り」(=ドル円ロング)を多く持っているということで、現状はロングが順張りということですね。
↓こちらはOANDAのオープンオーダー&ポジションです。
10/25朝の時点では、若干ショートが優勢のポジション。
ロング狙いの投資家さんは、エントリーポイントを模索している状況です
参考にした情報一覧
https://www.oanda.jp/lab-education/news/data/fxWeekly_20211022001.pdf
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